KGS囲碁日記、 囲碁4コマなど
本当は、昨日碁会所へ行った記事を書こうと
思っていたが、今日のNHK杯の解説・依田紀基
また面白かったので、それを書くことにする。

この人の解説は、やはり異色だ。
悪い所は悪いと断言するし、
「私ならこうは打たない」とはっきり言う。
メイエン先生も時々、こういう言い方はするけど、
人当たりのせいか、聞き心地はソフトだ。
依田の断言は、何だか死刑判決のようにも聞こえる。
憮然としているから怒っているのかと思えば、
突如にっこり笑ったりする。 元々がこういう強面なのだ。
ゆえに笑うとちょっとかわいい。

捨て石名人の異名を取るこの先生なので、
趙善津が優位に立つと、しきりに石を捨てる筋を披露。
依田の大局観のようなものが、自身の言葉で
語られているのを聞ける事に、とても贅沢なものを感じる。
善津がうまく3目を捨てると「すばらしい!」を連発。
とても正直な人だ。
…だから、他の解説者のように、形勢が偏っても
「いや、勝負はまだこれからです」
などと大人の態度を取ったりはしない。
「早碁だから何が起こるかまだわかりませんよね」
と、万波さんがふっても、
「いや、もはや大差です。早碁ったってプロですからね…」
などと発言し、万波さんを困らせる。

だから終わってみて、小林覚が1目半勝っていた時は
爆笑してしまった。
依田には、楽観癖があるという。
中盤で優位に立つと、これでもかと手固く打ち進め
半目勝ち。 あるいは緩めすぎて半目負けも多いらしい。
今回の解説なんて、そのまんまじゃないか!
良くも悪くも常人離れしたこの先生の思考回路を
垣間見れた事に、深く満足する私なのであった。

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【2011/07/10 18:26】 | 囲碁一般
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