KGS囲碁日記、 囲碁4コマなど
先日、こんな本を読んだ。

「シリコンバレーから将棋を観る」
「どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?」
 (どちらも、梅田望夫 著・中央公論新社)

自分では将棋を指さないという著者による、リアルタイム
将棋観戦記なのだが、これが面白い。
以前も書いたが、将棋周辺の本は充実していると思う。

将棋を指さない人間が、将棋ファンを名乗る事について著者は、
野球や音楽を例に挙げ、
「野球をやらない人が、野球を観て面白いのか?」とか
「演奏もできないのに、音楽を聴いてどうするのか?」
とは誰も言わない。 しかし将棋に関しては
「将棋を指さないのに、観てて楽しいのか?」
と言われてしまう、と書いている。
将棋を観戦するだけでも、立派な将棋ファンであり
むしろそういう人を増やすことで
将棋界のすそ野が広がるのだとも言う。
(渡辺竜王もそんな事を言っているらしい)

私も時々ここで、碁について偉そうなことを書いたりもするが、
「kgs[5k] が何を偉そうに」
と言われれば返す言葉も無いのである。
読んで、ちょっとだけホッとした気分になる。
(注・ワタクシ、マタマタ[5k]ニ、モドッテマイリマシタ!(・∀・)ゞ )

その他にも、山崎隆之に羽生がキレかかった話など
ドキドキしながら読む。 読み終わってから
「ああ、面白かった」と本を閉じた後、
私はまた、さみしい気持ちになる。
囲碁は? ねえ、囲碁は?

ついでなんで、もう一つ言わせてもらう。
囲碁、将棋ともに年鑑が発行されており、
どちらも巻末に棋士名鑑が付いているのだが、
囲碁の方は棋士の顔写真、略歴・実績など
ごく簡素なものであるのに対し、将棋の方はというと、毎年
趣向を凝らしたアンケートが掲載されていて、これが楽しいのだ。
例えば、「座右の銘」だとか、「好きな戦国武将は?」だとか、
「ドラえもんの道具で欲しい物は?」なんてものまであった。

ちなみに、趣味についての高橋道雄九段の回答は
「打つ!投げる!叫ぶ!観る!」であった。
う~む?
さらに、好きな戦国武将については
多くの棋士が織田信長など挙げる中、ひとり
「ゲームはやりません」
との回答(?)。
天然?…なのだろうか?

こういうのが付いていれば、私は毎年「囲碁年鑑」を買うと思う。
張栩の欲しがるドラえもんの秘密道具なんて知りたくはないか?
私は知りたい!
営業努力というよりも、サービス精神の差みたいなものを感じる。
はっきり言って、将棋界がうらやましい。
囲碁は? ねえ、囲碁は?
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【2011/05/16 09:23】 | 囲碁一般
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