KGS囲碁日記、 囲碁4コマなど
囲碁関係の本を買うのが好きだ。
本を買う時私は、日本の囲碁界ひいては日本文化に
貢献している気がして、幸せな気分になる。
NHKのテキストを買う時でさえ、山田規三生の優勝賞金の
何分の一かは俺が出した、位の気持ちになる(←バカ)

前回取り上げた本は、もったいないので少しづつ進めている。
歯が立たない問題が多いのだが、これはこれで
買って良かったと今では思っている。
少し(どころじゃないけどさ…)上のレベルに触れる事で
得るものってある様な気がするのだ。
もちろん、分からない問題をダラダラ考え続けたりはしない。
さっさと答えを見る。

以前の私は考え続けていた。
分からない問題があっても、答えを見たら負けのような気がして
微細な変化も含めて、延々と考え続けていた。
しかしおそらく、このやり方は間違っていたのだと思う。
学者が命題を証明するかの様なやり方は、
持ち時間せいぜい30分弱の実戦のゲームには
ほとんど役に立たない。

私がこの事に気づいたきっかけとなった本がある。
「囲碁面白お稽古話」 関根直久著
 (残念ながら、現在絶版らしい)

この中に問題集(120題)も含まれていて、
これがかなり異色なのだ。
問題自体はごく普通のものだが、解き方に制限がついており
それは、見開き8題を1分以内に解くというものだ。
という事は、1題10秒弱で答えを見つけなくてはならず、
それはつまり、ほとんど反射の世界だ。
そりゃ無理だろう…と思ったものだが
著者はこんな事を書いていた。
この問題集の目的は、
正しい答えを導き出す事ではない。
形に対する素早い反応を得ることである。


実際やってみて、私は以前の自分のやり方が
間違っていた事を確信する。
これ以降私は、別の問題集でも
出来るだけ素早く考えるよう心掛け、分からない問題は
さっさと答えを見るようになった。

難問を延々と考え続ける事が無意味だとは思わない。
しかし2日制のタイトル戦ならともかく、
アマチュア(の、しかも級位者)の実戦向けトレーニング
としては、まるで不向きなやり方だと思い到った。
同じ陸上競技でも、短距離とマラソンで使う筋肉が
異なる様に、碁にも鍛え所といったものがあるのだと思う。

とはいえ、実戦の私は相変わらず長考だ。
そしてその後、決まって悪手を打つのもお決まりのコースだ。
"拙速"や"巧遅"ならまだともかく、"拙遅"っていうのが
悲し過ぎるのである。

(追記)今週の週刊碁、片岡聡の連載に
 消臭力のCMの話が出ていたけど、
 エステーってマスターズカップのスポンサー
 だったんですね。 知らんかった。
 金鳥のCMにはちっとも笑えない私も、このCMには大爆笑。
 なんで歌ってるだけなのにこんなに面白いんだろう。


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【2011/05/03 15:39】 | 囲碁一般
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