KGS囲碁日記、 囲碁4コマなど
この後、お昼過ぎに指宿に到着。
ここには、砂むし温泉というのがあって
ちょっと変わっている。
海岸に温泉が湧いており砂浜ごと熱い。
この砂の中に身を埋めるという
いわば天然のサウナといった感じだ。

sunamushi.jpg
傍から見ると、シュールというか間抜けな光景だ。
早速、自分も横たわって担当のおばちゃんに砂を掛けてもらう。
砂は思ったより、ずしりと重く熱い。
…"この人の職業は、砂掛けばばぁ"
突然、そんな考えが頭に浮かび、笑いそうになるがこらえる。
川原泉(※)も、この温泉に入ったのかなあ…
などと思いながら蒸される。

※指宿出身の漫画家。 代表作「笑う大天使」など。
 囲碁を題材にした短編「かぼちゃ計画」ってのもありました。


翌日は別府方面を回ったのだが、途中下車した宮崎のそば屋で
天ぷらそばを注文したところ、天ぷらがのっかっていない。
忘れてやがんな…と思い
「あの、天ぷらそばなんですけど…」と言うと、
店員さんが困ったような顔をして丼の中を指差した。
「それが天ぷらなんですよ」
指差した先にあったものは、油揚げ…
ではなくて、よく見ると "さつま揚げ" であった。
なんと!
全くの想定外だが、こんな事で腹を立ててはいけない。
所変われば品変わる。
ここで天ぷらと言えば、さつま揚げが常識なのだろう。
間違っているのは私の方だ。
天ぷらそばで、まさかのカルチャーショック。
こんな具合に、軽く自分の常識を揺さぶられるのも
旅の醍醐味の一つだ。
それに、これはこれでとてもおいしかった。

今回、宿泊はネットカフェを利用したのだが、
これでも十分贅沢だと感じる。
前回失業した時には、やはり青春18きっぷで
水木しげるロードをはじめ山陰を回ったのだが
その時は、オール野宿で通した。
出雲の川のほとりのベンチで、寝袋にくるまって寝ていると
朝方、パトカーが近くに停まった。
…ああ、俺かな?
とか思ってたら、案の定、俺(笑)
警官に囲まれて職務質問を受ける。
「どちらから来られましたか?」
「広島からです」
「歩いてですか?」
「…」
歩いてな訳が無いじゃあないか (´Д`;)
結局、免許証を提示するなどして開放してもらったのだが、
その後、出雲大社を回った際には
終日つけられている様な気配を感じた。

普通のサラリーマン生活にはもう戻れないだろう。
かといって、水木しげるの様に生きられる筈もない。
一体これからどう生きれば良いのか?
旅の間中、車窓を眺めながらそんな事を考えていた。
Back In The Good Old World
若いころは偉い人になりたかった。
現在は…

馬鹿者として生きていく覚悟を固めようと思った。
40過ぎても、フリーターでも何でもええじゃないか。
これからは(も?)ふざけて生きていくのだ。
そして、ふざけたブログを書くのだ。
大した事は出来まい。
でも小さな実を付ける事くらいなら出来なくもないだろう。
それでいいじゃないか。
そんな事を考えながら、家路についたのだった。
スポンサーサイト

【2011/04/13 08:35】 |
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック