もうずーっとKGSで碁を打っていて、
もうずーっと[3k]のままである。
もうどれくらい[3k]のままなんだろうと調べてみたら、
[3k]に到達したのが、2012年の2月の事だったから、
もう3年以上、進歩らしい進歩が無かった事になる。
3年ですよ! あなた?
やる気があるのか!?
と問われれば、無い訳じゃないけど
すげえ努力とかはしたくない…
と我ながら情けなくなる程の覇気の無さ。
これじゃ勝てる訳ないよ(+_+)
そういや最近、詰碁とかも全然やってないしなぁ…
これじゃいかんと本屋の囲碁コーナーを物色していたところ、
良さそうな本を発見。
「眠る前の小さな詰碁 1、2」
(平本弥星 著 ・ 日本棋院)

例えばこんな問題が載っている。
(黒番)

なんだ、簡単じゃないか…と思われた方、
実はこの問題集の目的は、見て答えを出す事にはなくて、
頭の中に碁盤を作ろうという事に重きが置かれている。
(脳内碁盤=著者が言うところの心眼である)
故に上記の問題も、まず一旦、問題図を覚えて
それから目を閉じて、頭の中だけで
問題を解くというプロセスを経る事になる。
どうですか?
急にハードルが上がった感じがしませんか?
(私は間違えました(>_<))
詰碁や定石の勉強は、正直あまり面白いものではない。
実戦で、うぎゃあぁ!とか叫びつつ (俺だけか?)
打ってる方が断然楽しい。
しかし強くなるためには、それらが必要不可欠である事はわかる。
ところで、私のもう一つの趣味であるウクレレだが、
始めてもう5年以上経つ。
囲碁よりまだ伸び代がある様にも思うが、
だんだん上達のカーブが緩やかになっていくようにも感じる。
教室のおじいちゃん先生は、ぼそぼそと理論の必要性を説く。
しかし、マイナースケールがどうちゃらとか、
コードの横についてる記号(sus4 とか dim とか)の意味など
説明されても
( ゚д゚)ポカーン といった始末で、
そんな事より早くジャカジャカ、コード弾こうよ!
などと思っていた。
小難しい音楽理論など知らなくても、
楽しく弾ければそれでいいじゃないか。
しかしその時も、私はうすうす気が付いていたのだ。
それ以上、先に進みたいのであれば、
それらの修得が必要不可欠だという事を。
めんどくさいので先延ばしにしてきた
音楽理論にも、今回ようやく挑戦状をたたきつける!
テキストはこちら。
「最後まで読み通せる 音楽理論の本」
(宮脇俊郎 著 ・ リットーミュージック)

ウクレレを使った理論の本が無かったので、
ギター用のを買ったのだが、全く問題なし…
どころか、これが非常に分かり易い名著であった。
親父ギャグを交えながらの具体的な説明に、
そういう事だったのか!
と、目(耳か?)から鱗!
音楽理論を覚えてしまうと、
独創的な発想ができなくなるのではないか?
譜面を読めないプロも大勢いるではないか?
などの問いに、著者は
天才か凡才かはすでに決している!
のだと答える。
(本文より抜粋)
「これは僕も昔、よく思いましたね。結論としては、
そういう人はほぼ天才だと思って下さい(笑)。
楽譜も全然わからないまま、ミスもせずにプレイできる人
っていうのは、物凄く特殊な才能を持っていると
言ってしまっていいです。
例えばジャズ・ギタリストのウェス・モンゴメリーなんかは
譜面があまり読めなかったらしいです。
まして専門的な理論の勉強なんてしてないわけです。
でも、我々のように普通の環境で育って、
普通にギターを弾いているレベルの人が
そういった天才の真似をすると、凡人が凡人のまま、
何も成長せずに終わってしまうという
悲しい結末が待ち受けています。
同じことをしたからといって、その天才と
同じレベルに行けるわけはなくて…
だから彼らは天才と言われるわけですね。
もしも仮にね、ウェス並みの才能、
ジミヘン並みの才能、あるいは
ポール・マッカートニー並みの才能っていうのを
持っている人がいたとしたら、みなさんぐらいの
年齢までに既にかなり頭角を現しているはずだ
と思って下さい。
(中略)
まあ、そういった人のことは今は置いておいて、
僕も含めて凡人は凡人なりの努力の仕方って
いうものを学んでいった方が建設的ですよね。」
うぅ、そこまで言われたらやるしかないじゃないか。
まずは譜読みの練習(ソルフェージュ)からこつこつと。
詰碁、定石からこつこつと。
たとえ地味で面白みは無くとも、
連綿と続く退屈で凡庸な日常の中に、
大切なものはおそらくそこにあるのだ。
もうずーっと[3k]のままである。
もうどれくらい[3k]のままなんだろうと調べてみたら、
[3k]に到達したのが、2012年の2月の事だったから、
もう3年以上、進歩らしい進歩が無かった事になる。
3年ですよ! あなた?
やる気があるのか!?
と問われれば、無い訳じゃないけど
すげえ努力とかはしたくない…
と我ながら情けなくなる程の覇気の無さ。
これじゃ勝てる訳ないよ(+_+)
そういや最近、詰碁とかも全然やってないしなぁ…
これじゃいかんと本屋の囲碁コーナーを物色していたところ、
良さそうな本を発見。
「眠る前の小さな詰碁 1、2」
(平本弥星 著 ・ 日本棋院)

例えばこんな問題が載っている。
(黒番)

なんだ、簡単じゃないか…と思われた方、
実はこの問題集の目的は、見て答えを出す事にはなくて、
頭の中に碁盤を作ろうという事に重きが置かれている。
(脳内碁盤=著者が言うところの心眼である)
故に上記の問題も、まず一旦、問題図を覚えて
それから目を閉じて、頭の中だけで
問題を解くというプロセスを経る事になる。
どうですか?
急にハードルが上がった感じがしませんか?
(私は間違えました(>_<))
詰碁や定石の勉強は、正直あまり面白いものではない。
実戦で、うぎゃあぁ!とか叫びつつ (俺だけか?)
打ってる方が断然楽しい。
しかし強くなるためには、それらが必要不可欠である事はわかる。
ところで、私のもう一つの趣味であるウクレレだが、
始めてもう5年以上経つ。
囲碁よりまだ伸び代がある様にも思うが、
だんだん上達のカーブが緩やかになっていくようにも感じる。
教室のおじいちゃん先生は、ぼそぼそと理論の必要性を説く。
しかし、マイナースケールがどうちゃらとか、
コードの横についてる記号(sus4 とか dim とか)の意味など
説明されても
( ゚д゚)ポカーン といった始末で、
そんな事より早くジャカジャカ、コード弾こうよ!
などと思っていた。
小難しい音楽理論など知らなくても、
楽しく弾ければそれでいいじゃないか。
しかしその時も、私はうすうす気が付いていたのだ。
それ以上、先に進みたいのであれば、
それらの修得が必要不可欠だという事を。
めんどくさいので先延ばしにしてきた
音楽理論にも、今回ようやく挑戦状をたたきつける!
テキストはこちら。
「最後まで読み通せる 音楽理論の本」
(宮脇俊郎 著 ・ リットーミュージック)

ウクレレを使った理論の本が無かったので、
ギター用のを買ったのだが、全く問題なし…
どころか、これが非常に分かり易い名著であった。
親父ギャグを交えながらの具体的な説明に、
そういう事だったのか!
と、目(耳か?)から鱗!
音楽理論を覚えてしまうと、
独創的な発想ができなくなるのではないか?
譜面を読めないプロも大勢いるではないか?
などの問いに、著者は
天才か凡才かはすでに決している!
のだと答える。
(本文より抜粋)
「これは僕も昔、よく思いましたね。結論としては、
そういう人はほぼ天才だと思って下さい(笑)。
楽譜も全然わからないまま、ミスもせずにプレイできる人
っていうのは、物凄く特殊な才能を持っていると
言ってしまっていいです。
例えばジャズ・ギタリストのウェス・モンゴメリーなんかは
譜面があまり読めなかったらしいです。
まして専門的な理論の勉強なんてしてないわけです。
でも、我々のように普通の環境で育って、
普通にギターを弾いているレベルの人が
そういった天才の真似をすると、凡人が凡人のまま、
何も成長せずに終わってしまうという
悲しい結末が待ち受けています。
同じことをしたからといって、その天才と
同じレベルに行けるわけはなくて…
だから彼らは天才と言われるわけですね。
もしも仮にね、ウェス並みの才能、
ジミヘン並みの才能、あるいは
ポール・マッカートニー並みの才能っていうのを
持っている人がいたとしたら、みなさんぐらいの
年齢までに既にかなり頭角を現しているはずだ
と思って下さい。
(中略)
まあ、そういった人のことは今は置いておいて、
僕も含めて凡人は凡人なりの努力の仕方って
いうものを学んでいった方が建設的ですよね。」
うぅ、そこまで言われたらやるしかないじゃないか。
まずは譜読みの練習(ソルフェージュ)からこつこつと。
詰碁、定石からこつこつと。
たとえ地味で面白みは無くとも、
連綿と続く退屈で凡庸な日常の中に、
大切なものはおそらくそこにあるのだ。
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