KGS囲碁日記、 囲碁4コマなど
棋風を若干、守備側にシフトチェンジしてからというもの、
以前より中押し負けは減った様に思う。
とは言え、この始末。

どちらが勝っているのか分かりますか?
定先(黒番:私)
kif119.jpg

細かいながらも、いい勝負かな?
いや、でもちょっと悪いか…
などと考えていたら、

黒、28目半負け(爆笑)

ちょっとどころじゃねぇし!
これは、何かの間違いなのではないか?
ともう一度、死に石指定を確認してみたが、
どこにも間違いは無いのであった。
釈然としないまま、thx と打って画面を閉じた後、
再び画面を開いて確認してみたが、やはり
どこにも間違いは無いのであった。
どうなっとるんじゃあぁ!

今朝だって…
互い戦(黒番:私)
kif120.jpg

右辺2ヶ所で苦しい生きを強要して、
これはもう勝ちました宣言。
終局まで気分良く打っていたところ…

黒、11目半負け(大爆笑)

なんだかもう、脱力してしまう。
攻め合いを起こせば起こしたで、大石を取られて負け、
作り碁になればなったで、大差で負け、
どうせぇ言うんじゃあぁ!

と、軽くぷち切れしてしまう9月の朝。
爽やかな秋晴れも台無しといった趣きである。

この夏で、私の棋歴もまる9年を越えた。
9年もやってて、この形勢判断のやばさは
どうなのだろうか?
来年には10周年を迎えるのだが、
私はこの日が来るのを密かに恐れている。

何を成すにせよ一人前になる期間として、
よく言われるスパンが「10年」である。
「10年早い!」
は、よく聞かれる台詞だが、
来年、私が、「一人前になった」
と胸を張って言える様になっているのか
と言えば、その可能性は皆無であろう。
ランクグラフは停滞を続け、
一向に上昇する気配を見せない。
出口の無い地下迷宮の長い長い回廊の中を、
ただぐるぐるとぐるぐるとさまよっているばかりである。

「上達の法則」(岡本浩一 著・PHP新書)
によれば、
練習量と上達度の関係は、綺麗な正比例のグラフにはならず、
停滞期と上昇期が交互に訪れる
不連続な曲線の形を取るのだという。

SlumpGraph2013.jpg

棋歴が増すほど踊り場は長く、逆に伸び代は減少していく。
…ということか。
あまり有難くないデータだ。

同じような事を、歌人の穂村弘はこんな表現をしていた。
ダイエットをする時、最初から効果が出る事はなく、
しばらく効果が出ないままそれでも続けているうち、
ある日突然、体重が減り始めるのだと。
体の中に、スタンプカードの様なものがあり、
こつこつと一つづつスタンプをためて、
それが一杯になった時、初めてご褒美がもらえるのだと。
歌人(詩人)らしい素敵な比喩だ。
グラフを見て吐息をつくより、
自分の中にスタンプカードがあると思う方が楽しい。
次にスタンプが一杯になるのはいつなのだろう?
…できれば来年の夏ごろまでには(汗)

(追記)穂村弘ですが、短歌の方はあまり読んでないんですが、
 エッセイ(日記)は大好きです。
 この前読んだ「にょにょっ記」の中に、

 8月20日
 電車に乗る。
 女性が連れの男性に向かってしみじみと云っていた。
 「モグラって本当はサングラスもシャベルも
  もっていないんだよね」

 とあり笑う。
 こういう何でもないようでいて深い一言を、
 きちんとキャッチできるアンテナは羨ましいと思う。
 
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【2013/09/24 15:55】 | KGS
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