KGS囲碁日記、 囲碁4コマなど
毎年、楽しみに観ている「こども囲碁名人戦」だが、
今年は、ことのほか面白かった。

小学生の部では、去年に引き続き女の子が決勝進出。

笠原悠暉(兵庫・小5) vs 加藤千笑(岐阜・小6)

加藤さんは車椅子に乗っての登場。
テレビではふれていなかったが、
週刊碁(8月12・19日号)によると、
生まれた時から病気によるハンディキャップがあり、
車椅子が離せない生活だそうだ。
だが囲碁を打つ上で、その事は問題ではない。
今、この大舞台にいるという事は、
囲碁の神に選ばれし天才である事の証なのだ。

そして、もう一人の天才、笠原くん。
彼がまた最初からかましてくれた。
黒番の初手がなんと天元!
手で口を覆っていたが、
あれは明らかに吹き出しそうになる笑みをこらえていた。
「あぁ、オレ、ホントにやっちゃったよ
 …決勝戦なのに」

みたいな。
その後も、3手目が「5の5」、5手目が大高目と
武宮正樹もびっくりの超中央指向。
しかも、これでここまで勝ち上がってきているのである。
やってくれるぜ!

私は自分が模様を張るのは大好きだが、
相手に張られるのは大嫌いな方なので、
この黒い大模様に一体どう対処するのだろう?
と興味深く見ていたのだが、
加藤さんは落ち着いていた。
いや、小憎らしいばかりに落ち着き過ぎていた。
形勢良しと見るや、無理をせず
局面を収束させていく様は見事であった。
この歳で、すでに老成したかのような打ち振りであった。
終わってみれば、白の13目半勝ち。

優勝は加藤千笑さん。
おめでとう!


互いの個性を出し切った好局に
大きな拍手を送りたい。
ぜひ2人ともプロになり、また私を楽しませて欲しい。

2013kodomoigo01.jpg

さらに、中学生の部もまた負けず劣らずの大熱戦。
大いに沸かせてくれた。
それにしても、小学生たちは皆可愛らしいというのに、
どうして、たった3年かそこらでこんなにも
むさくなってしまうものなのだろうか、中学生?

宮脇優太(大分・中3) vs 水精次元(兵庫・中3)

2013kodomoigo02.jpg

…やだね、男って(^_^;)

それはともかく碁の方は、殺るか殺られるかの
大乱闘から、双方秒読みに追われるという
手に汗握る展開。
熱局を制したのは、白番・水精くん。
おめでとう\(^o^)/

でも、水精くんって、いいキャラですね。
「対局者に拍手を!」
って言われて自分も拍手してたし…
なんか、トトロにも似てますよね。
プロを目指して、1日6時間勉強中らしいですが、
こちらもぜひプロ入り果たせますよう!
応援しています。

若いという事は、それだけで価値がある。
まだ若いころ、私はその事に気づかなかった。
彼らは、もうとうにその事を知っているに違いない。
まだ青春と呼ぶのさえ早過ぎるというのに。

つい先日、2020年のオリンピック開催地が、
東京に決まった。
7年後、彼らと世界と私(そして、あなたも)は、
どう変わっているのだろう。
未来や希望を何かに例えて具現化するなら、
それはきっと、子どもの姿をしている。

(追記)goxiスクエアで、ね○さんと対局してくる。
 2子置かせてもらったけれど、完敗でした。
 ね○さん、ありがとうございました。
 また、宜しくお願いします!
スポンサーサイト

【2013/09/10 13:17】 | 囲碁一般
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック