KGS囲碁日記、 囲碁4コマなど
仕事で、道具箱の中をがさごそやっていたら、
いつもは業務用カッターにかかってるはずの
カバーが何故か外れていて指先を切ってしまった。
左中指の指紋部分がぺろりとめくれて血があふれ出す。

fingercut.jpg

同僚のTちゃんに病院まで送ってもらい、
3針ほど縫ってもらっている間、私は
「あぁ、とうぶんウクレレ弾けなくなるなぁ。
 でも、碁は打てるか…」
などと下衆な事を考えていた。
(仕事の事はどうした…(汗))
幸い軽傷ですみ、来週には抜糸予定。
明日から仕事もできそうです。

2日ほどお休みをいただいたので、本屋に行く。
囲碁マンガ2冊を購入。
igocomics2013.jpg

それにしても、広島市内で最大規模の本屋で
しかも最近発売されたばかりの新刊だというのに、
「星空のカラス」の方は在庫が2冊。
「日々碁席」にいたっては最後の1冊だったというのは
どうなのか?
(いや、売れてるからだと思いたいけどね…(^_^;))
そんなにニッチなのか、囲碁マンガ?
負けるな! 私は買うぞ!!

ともあれ、囲碁マンガというレアなジャンルでくくられる
この2冊であるが、内容は全く対称的なのであった。

「星空のカラス」(モリエサトシ 著・白泉社)
…花とゆめCOMICS なんて買うのは何十年ぶりだろうか?
「ぼくの地球を守って」とか以来の様な気がする。

Q. いい歳をしたおっさんが買って恥ずかしくはないのですか?

A. ぜんぜん平気です。

文化系スポ根☆囲碁ガールと帯にあるように、
非常に熱いマンガである。
無理気味なストーリー展開と自意識過剰なオレ様キャラ達。
難癖をつけようと思えば、いくらでもつっこめる
荒削りな内容ながら、若さがこれでもかとばかりに
あふれるエネルギッシュな作品である。
これからの展開に期待。


「日々碁席」(笠太郎 著・日本棋院)
…こちらは、前作とはうって変わって
円熟味にあふれた作品である。
副題に "ほっこり碁会所ものがたり" とあり、
まさにその通りの内容である。
碁会所を舞台にした一話完結の物語は、
たいして劇的な事は起こらず、ただ登場人物たちが
碁を打っているだけなのであるが、
これが何とも言えず心地よいのである。
ややもすると野暮ったく見える絵柄と地味な内容は、
若さあふれるエネルギーやダイナミックさとは
無縁であるかもしれないが
(事実、ヒロインのさくらちゃん(19歳)でさえ、
 年配者のように見える(汗))
ベテランにしか出せないハートウォーミングな
味わいにあふれている。


今回、対称的な2冊を紹介したが、
もちろんどちらが優れているとかいう訳ではない。
強いて言えば、どちらも良い。
好みの問題もあろう。
囲碁においても、
模様を張り、現物よりも将来にかけ、
やがてやって来る侵入者と激しく切り合う展開もあれば、
じっくりと地を稼ぎ、無理な戦いを避け、
形よくまとめていく様な展開もある。
どちらが優れているという訳ではない。

(追記)この記事を書いてて、
 吉田秋生の「河よりも長くゆるやかに」
 というマンガの一節を思い出しました。

 「あのさあ…
  人間てさ…
  人間て 年とると
  苦しいことばっかだと思うか?」
 (中略)
 「…この河だって
  上流のほう行きゃ
  きれーなんだよなあ…
  それがまあ こんな汚れちゃって…」
 「でも 海に近くなるじゃん
  …最初はさ きれいかもしれないけど
  流れも急だし幅もせまいだろ」
 「まあな」
 「でも 海に近くなると汚れはするけどさ
  深くて広くてゆったりと流れるじゃないか」
 「どっちがいい?」
 「うん! そうだなー…
  おれは どっちかっていうと…」
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【2013/02/23 15:13】 | 囲碁一般
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